政治はもっと、私たちのものになるはず。「いまの政治、どう思う?」

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共謀罪法案の審議が重大な局面に差しかかっており、今会期内の強行採決が危惧されています。

ありえないことが起きています。共謀罪法案の中身について数多くの問題点が指摘されているだけでなく、政府の説明も二転三転しています。277に絞ったとされる対象犯罪についても、いかなる基準によるものなのか、いまだ明瞭な説明がありません。「30時間」というあまりに短い審議時間を恣意的に提示し、それを満たしたから採決といったスケジュールで事が進んでおり、単に形式さえ満たせばどんな審議内容でも好き勝手に法律を通していいという前例をまた一つつくることは、国権の最高機関である国会を愚弄するものと言わざるを得ません。また、加計学園による獣医学部認可に至る不透明な行政判断に関連して、政権による「隠蔽」を告発した文科省前事務次官に対して、首相や官房長官が率先して誹謗中傷を含む人格攻撃を展開しており、このような状況で共謀罪法が成立するとしたら、どのような監視国家ができあがることになるのか、想像するだけで恐ろしいものがあります。

こうした強権的な政治のあり方は、2014年の解釈改憲や特定秘密保護法、違憲の安保法制の強行採決など、安倍政権発足以後一貫しているものと言えます。市民の政治的自由を著しく損なう共謀罪の法制化に向けて暴走する一方で、女性の権利向上や格差・貧困対策をはじめとした、「2020年」に向け本来取り組むべき重要な政策課題は後回しにされています。たとえば、今回の共謀罪への審議を優先させ、性犯罪の厳罰化を含む刑法改正の審議がおろそかにされています。

「未来のための公共」は、共謀罪に反対し、国会前抗議行動を行ってきました。明らかにおかしい政治が堂々とのさばっているときに、それを前にして「おかしい」と言わないのでは、私たちの権利が簡単に損なわれてしまうようになるでしょう。 共謀罪に対抗する市民の声が大きければ大きいほど、共謀罪の内容や採決のタイミングに影響を与えることができます。もし、仮に共謀罪を通されてしまったとしても、「共謀罪反対」のかけ声は、その後の運用に対し厳しい制約をかけ将来的に廃止につながります。

私たち一人ひとりが、それぞれに忙しい生活の中、何ができるか問われています。

共謀罪のことを、周りの人に知らせてください。今、日本の議会で何が起きているのかを見せてください。共謀罪の先に待つであろう、あの改憲草案が私たちから何を奪うのかを共有してください。

あなたの地元の立憲四党の議員を応援してください。電話でもFAXでも、事務所に直接出向くのでも構いません。あなたの一声が、確実に共謀罪に対抗する野党を後押しし、励まします。もちろん、野党に対し言いたいことはたくさんあると思います。しかしこの局面で、私たち路上の市民が、議会政治を守る立憲四党と繋がらない理由はありません。また、この間、法の問題点を浮き彫りにし、政治家にクリティカルな質問をしているメディアを応援してください。

そして、あなたの身の回りの人に、国会前抗議があることを伝えてください。友達、学校、職場、家庭や親戚、隣近所や地域で話題にしてください。もし可能ならば、一緒に来てください。私たちの身の回りから、民主主義を始めていきましょう。上から押し付けられるのでない、私たちの方から、未来のための公共を立ち上げていきましょう。

「今の政治、どう思う?」--おかしいです。一緒に声をあげましょう。私たちの未来のために、いま。

 

 

 

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