本日、2019年5月3日は憲法記念日です。日本国憲法をめぐっては、特に第二次安倍政権の発足以降、憲法が保障し擁護する自由と平和、平等、そして民主主義の内実が問われてきました。これに対し、安倍政権に対抗し日本国憲法を擁護する市民は、まさに現在進行形で、路上に立ち、戦略を構想し、地域を超えながら地域のなかで連帯し、各々の責務と誇りをもって行動しています。「不断の努力」が明記された日本国憲法は、その長い歴史のなかで、常に私たちの道しるべとなっており、今後もその事実が変わることは決してありません。

 

日本国憲法の担い手とは、何よりもまず、生活に希望をもち、不安も抱き、葛藤ともともに互いに寄り添い手を取り合いながら日々を生きている私たち一人ひとり、他ならぬあなた自身です。だからこそ、仮に「厳しい環境や逆境にあっても希望を持ち、日本を平和で、国際社会の中でもひときわ輝く、素晴らしい国に築き上げること」ができるとすれば、それは決して上から押し付けられる「公」ではありません。未来はいつだって、様々な場所で、私たち一人ひとりの足元から立ち上がる「公共」の、幾重にもなる蓄積の上にあります。

 

前へ。私たちは歴史の上に立っています。来るべき参議院選挙をもって、メンバーの進学や就職、多忙もあり、未来のための公共はSNS以外の活動を一旦終了する方針です。しかしそのことをもって、私たちが日本国憲法の担い手であることをやめるわけでは決してありません。私たちはまた新しくつながり、党派も思想も組織も超えて、日本国憲法に刻み込まれた未完の理想を胸に、ただ堂々と進んで行くのみです。

 

仮に時代の名が変わろうとも、どの一日も同じように始まり、過ぎ去っていきます。ならば私たちは改めて、今日というこの日、あの大戦で失われ傷つけられた多くの国内外の人間の尊厳に、思いを馳せたいと思います。

 

2019年5月3日

未来のための公共