「いまの政治、どう思う?」
わたしたちは、この一言から始まりました。南スーダンへの自衛隊派遣、共謀罪、森友学園、残業100時間・・・。2017年に入ってからだけでも、あまりにも多くの政治の問題があります。
こうした政治の問題について、「うーん、よく分からない」からと、話さず、声をあげないのであれば、その不安や不満は「わたし」だけのものになってしまい、そのまま政治は進んでしまいます。でも、「いまの政治、おかしくない?」と思ったとき、気兼ねなく不安や不満を共有し、堂々と声を出し、対等に話し合い、共に考えるための「場」があれば、政治はもっともっと、「わたしたち」のものになっていくはず。
「未来のための公共」という名付けには、「私たちの未来」を決定する政治のなかに、「私たちから立ちげる公共」があってもいいのではないかという思いがあります。政府やお偉いさんから一方的に押し付けられる「公」だけじゃない、共通の関心ごとについて語り合う、開かれた場。「未来のための公共」は、そのための一つのプラットフォームです。